アロマセラピー通信 石原裕子のアロマセラピー 自由が丘 プティアロマ 03(5935)8726
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Aromatherapy(アロマセラピー):
薬効の抽出液(essential oil 精油)を用いて行う療法。
芳香性物質である精油の香りを楽しむ、リラクセーションを得る、病気の予防・治療および症状緩和などに利用される。
精油を焚く芳香浴、入浴に入れアロマバス、化粧品に加えてアロマキンケア等、活用法は多様。
特に植物油で希釈した精油を塗布したり、マッサージをする方法は、ストレス緩和や不安軽減など、効果が認められている。

アロマセラピーのトリートメントで、精油が嗅覚から脳(こころ)に、皮膚から血液〜全身に働いて、心身のリラクセーションを得られます。
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精油─1
……毎号、論文になったAromatherapyの情報を記載していきます
ラヴェンダーという薬はどこで買えるの?
 心療内科でアロマセラピーをしていた頃、「ラヴェンダーの精油が不眠に効く」という院長の記事が新聞に掲載され、電話が殺到したときの質問です。今なら、クスッとするヒトも多いかと思いますが、まだまだ、アロマセラピーという言葉さえ認知されていない頃だったので、当然ですよね。
 そこで、いまさら?…でも第1回目は精油についての話。なぜなら、アロマセラピーは精油なくしては、在りえないのです。
 アロマセラピー=ラヴェンダー、というくらいあまりに有名な精油が、そもそもの始まり。1910年、フランスの化学者が化粧品の開発中に大火傷をし、近くにあったラヴェンダーの精油を塗布、治癒。その体験から、効果を研究し発表したときにつけた論題が「Aroma(芳香)+Therapie(療法)」の造語「Aromatherapia」だったのです。つまりこのヒト(ガットフォセ)が、英語で「Aromatherapy」の生みの親。
 ではその精油は何?かというと、植物に含まれる芳香性の物質で、花や葉、樹皮、根や種から抽出された揮発性と親油性が特徴の液体です。油の性質をイメージしてもらうと分かりやすい? したがって、水とは混ざりません。精油をお風呂に入れ、アロマバスを楽しんでいる方は、ちょっと注意ですね。
 ラヴェンダーのエピソードから分かるように、最近では精油の様々な薬効がわかっています。因みに、ラヴェンダーの皮膚を再生する作用が火傷に、自律神経系の調整作用が睡眠に効果を示したのだと。精油の働きについて、これから少しずつお話していきたいと思います。
 ところで、タイトルの話に戻りますが、ラヴェンダーを薬だと勘違いしていたそのことより、むしろ「不眠を改善するのは薬だけ」という考え方の多さに、戸惑いました。ラヴェンダーで、少しでも睡眠改善薬を減らすことができたり、質のよい睡眠がとれるようになっていただければ、と願っています。
Aromatherapyを科学したい!vol.1
……毎号、論文になったAromatherapyの情報を記載していきます。
アロマセラピーのマッサージは仕事のストレスを軽減させる?
原題ーDoes Aromatherapy massage reduce job-related stress? Result from a randomized, controlled trial
Department of Neuromedicine, Norway University of Science and Technologyが行った、2つのメンタルクリニックに勤務する18名の看護士を無作為に選び、1回/週を基本に6回トリートメントを行った実験研究。同様に選んだ14名の看護士を統制群として、Cooper’s Job Stress Questionnaire(C.S.Q.)※を用い、そのストレス軽減効果を比較した。被験者は25−63歳の女性。仕事後、the Norwegian Association of Aromatherapistのメンバーであるセラピストにより、90分のトリートメントを行う。精油はローズなど、ストレスキラーと呼ばれるものを除外。トリートメント群と統制群の2群に分け、トリートメントの前後のC.S.Q.得点を、分散およびt検定により分析した。その結果、時期と群間に統計的有意差がみられ、また、C.S.Q.の各質問項目においてもトリートメント群が統計上有意に下がった。つまり、アロマセラピーのマッサージが、仕事のストレス軽減に効果があることが示された、と報告している。(※職場の人間関係や状況を問う22項目で構成)
参考:The International Journal of Aromatherapy (2006) 16, 89-94
aromarukoのこころとからだの健康・多事争論
……毎号、気なった健康問題を取り上げていきます。
「ストレスの一つの側面は、緊張です。
それに対抗する最良の方法はリラックス。リラックスしながら、緊張することができるヒトは、どこにもいません。」島井神戸女学院教授、嶋田新潟大学(現、早稲田大学)准教授は『ストレスとつきあうためのセルフヘルプガイド─イライラのマネジメント』(2000)で指摘し、リラックスしましょう!と指導しています。
 リラックスの技法として、臨床では自律訓練法、漸進的(筋)弛緩法などの技法がよく使われますが、簡単な方法として腹式呼吸も有効。つまり、リラックス状態とは筋肉に力が入らないで、弛緩していることなのです。
 アロマセラピーの場合、香り(精油)に含まれるリラックス成分(Linalool, Linalyl acetate, Geraniolなど)が、嗅覚を通して、脳の大脳辺縁系を刺激し、自律神経系に働きかけることでリラックスするのはモチロンですが、マッサージを通して、精油が皮膚から血液を経て、全身から働くと考えられています。さらに、マッサージは、筋肉をほぐし、血流を促すことがわかっており、好むと好まざると、否が応でもリラックスしてしまうわけです。
 経験的に、ストレスに長くさらされているヒトは、この「リラックスの仕方」が分からなくなっているように見受けられます。
 まずは、忘れてしまった「リラックス感覚」を心身に思い出させてあげる、アロマセラピーをそのツールの一つと考えてみるのもいいのではないでしょうか。
旬なアロマ
……毎回、今役立つアロマをコラムしていきます。
ティートゥリーで食中毒予防
梅雨の季節、最近はでは憂鬱気分を払拭する、楽しいレイングッズも。この蒸し暑さ、誰もが嫌い!と思っていたら、好きでたまらない!と手を挙げた変わりモノがいました。その名は「菌」。とくにカビ菌(真菌)は絶好調。そんな菌に対して活躍するのが、「ティートゥリー」の精油。
 以前オーストラリアの病院では、院内の消毒に使っていたほどの滅菌力です。アロマポットで焚けば、部屋に浮遊する目に見えない菌を、ローションを作って手や、キッチン・浴室・トイレなど、カビが好むところにスプレイすれば、人に地球にやさしい殺菌剤となります。O-157や食中毒、カラダのカビ、水虫、カンジタ炎のケアにも。
Arpmatherapy(アロマセラピー)通信
第1巻 第1号
発行日2007年6月30日
責任編集
石原裕子
T.I.D.H.A.(英国)ホリスティック・アロマセラピスト
Arpmatherapy(アロマセラピー)通信はアロマセラピーの啓蒙のため、不定期にお配りしているレターです。

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